2024/10/31 09:30 ~
K-3エフェクチュアル・シフトー優れた企業家の意思決定プロセスをマーケティングに生かすために
バージニア大学教授のS. サラスバシーによる起業家研究から生まれたビジネスの新しい論理、エフェクチュエーション(effectuation)が、ここ数年、トップマーケターを含む実務家から注目を集めています。
エフェクチュエーションは、現代の経営やマーケティング手法の主流と言える、STP型のマーケティング(市場調査等を通じ徹底した情報の収集と検証を行い、予測と計画を練り上げ実行に移るというビジネスの進め方=コーゼーション(causation)と定義)から、熟達、成功した起業家が逸脱した行動を選択していることに着目し、その行動を分析、そこにある合理性を導き出しています。
現代の主流マーケティングと、熟達、成功した起業家の行動はどう違うのか、エフェクチュエーションが示す原則とあてはまるマーケティング事例は何か。国内研究の第一人者である栗木契教授が解説し、エフェクチュエーションをマーケティング活動に、どう取り入れることが可能なのか、高広伯彦氏が迫ります。